執筆:きずく Renovation(神奈川県横浜市都筑区/中古住宅のリフォーム・リノベーションのご相談)|公開日:2026年9月11日(最終更新:2026年9月11日)
子どもが大きくなってきて、そろそろ部屋を分けたほうがいいだろうか。
そう考え始めたご家庭は多いと思います。
子ども部屋の間仕切りは、幅2.7m〜3.6mの壁を1枚つくる工事で20万〜30万円程度が目安です。
これは住宅情報サイトSUUMOが示す一般的な相場で、きずく Renovationの料金ではありません。
実際の費用は、住まいの状態や仕様、地域によって変わります。
ただし分け方を先に決めずに壁をつくると、窓のない部屋ができてしまうことがあります。
この記事では、子ども部屋を分ける費用と3つの方法、そして見落としやすい窓と法律の注意点を整理します。
そのうえで、子どもが独立したあとまで使える分け方をお伝えします。
子ども部屋はいつ分ける?工事の前に決めておくこと
子ども部屋を分けるときは、「いつ分けるか」より「いつまで使うか」を先に考えるのがおすすめです。
子ども部屋が個室として必要な期間は、家の寿命に比べればとても短いためです。
工事そのものは数十万円で済みますが、使い終わったあとに使い道のない部屋が残ると、住まい全体の使い勝手が下がります。
先に出口を決めておくと、選ぶべき分け方がはっきりします。
子ども部屋を使う期間は思ったより短い
まず押さえておきたいのは、子ども部屋を個室として使う期間は、家の寿命に比べればごく短いことが多いということです。
個室を欲しがるのは小学校高学年から中学生ごろで、進学や就職で家を出れば使われなくなるからです。
仮に小学5年生で分けて、大学進学で家を出るとすれば、実際に個室として使うのは8年ほどになります。
もちろん、進学後も実家から通うお子さんは多くいます。
日本学生支援機構の調査では、私立大学の昼間部で66.0%が自宅通学というデータもあります(出典:令和6年度学生生活調査結果/日本学生支援機構)。
それでも、その家に住み続ける20年、30年に比べれば短い期間であることに変わりはありません。
数年から10年ほどのために、30年分の間取りを固定してしまうと考えると、判断の重みが変わってくるはずです。
住まいにかかる長期の費用については、当ブログの記事【戸建て30年で1193万円】メンテナンス費用はいつ・何に・いくらかかる?でくわしく整理しています。
だからこそ、あとで戻せるかどうかが大事な判断材料になります。
「個室を欲しがったとき」が一つの目安
分けるタイミングは、子ども自身が個室を欲しがったときが一つの目安です。
住宅情報サイトSUUMOでも、「入居当初は広めの部屋を共同で使い、子どもが個室を欲しがる年齢になったとき」に間仕切り壁を検討する場面が紹介されています(出典:SUUMO 住まいのお役立ち記事/最終更新2026年1月31日)。
年齢で機械的に決めるより、本人の様子を見て決めるほうが納得感があります。
たとえば、友だちを呼びたがる、勉強に集中したいと言い出す、着替えを気にするようになる、といった変化です。
こうした変化が見えたら検討のサインです。
ただし工事には打ち合わせから完成までの時間がかかるため、「そろそろかな」と感じた時点で情報を集めておくと慌てずに済みます。
分けたあと、独立後にどう使うかまで決めておく
工事を決める前に、子どもが家を出たあとその部屋をどう使うかを、ざっくりでも決めておきましょう。
使い道が決まっていれば、分け方の選択肢が自然に絞り込めるからです。
夫婦それぞれの寝室にしたいのであれば、しっかりした壁で分けたほうが向いています。
在宅ワークの部屋や、ひとつの広い部屋に戻したいのであれば、あとで外せる仕切りのほうが合います。
「そのときになったら考える」は、結果的に費用がふくらみやすい選び方です。
先に決めておけば、同じ予算でも満足度は大きく変わります。
子ども部屋を分ける費用はいくら?3つの方法を比べる
子ども部屋を分ける方法は、大きく壁をつくる・引き戸で仕切る・家具で仕切るの3つに分かれます。
費用も、戻しやすさも、遮音性もそれぞれ違います。
どれが正解ということはなく、「いつまで使うか」「そのあとどうするか」によって向き不向きが変わります。
3つの特徴を同じ項目で並べると、次のようになります。
間仕切り壁をつくる
- 費用の目安:20万〜30万円程度(幅2.7m〜3.6m)
- 遮音性:3つの中でもっとも高い
- 戻しやすさ:低い(撤去に再び工事費がかかる)
- 向いている方:10年以上、固定して使いたい方
引き戸・可動式で仕切る
- 費用の目安:製品のグレードや開口の幅で差が大きいため見積もりが必要(壁をつくる場合より高くなることもあります)
- 遮音性:壁より低い
- 戻しやすさ:高い(開ければ1部屋に戻る)
- 向いている方:将来1部屋に戻したい方、窓が1か所しかない部屋を分けたい方(採光・換気の扱いは事前確認が必要)
収納家具で仕切る
- 費用の目安:工事は不要で家具代のみ
- 遮音性:低い
- 戻しやすさ:もっとも高い
- 向いている方:数年だけ分けたい方
それぞれ順に見ていきましょう。
間仕切り壁をつくる|20万〜30万円程度
よく選ばれるのが、間仕切り壁を新しくつくる方法です。
しっかり分かれるため、音や視線が気になりにくく、それぞれが独立した部屋として使えます。
SUUMOの解説では、幅2.7m〜3.6mくらいの間仕切り壁を設ける場合で20万〜30万円程度が目安とされています。
あわせて部屋全体の壁紙を張り替える場合は、10万円程度の追加費用がかかるとされています(出典:SUUMO 住まいのお役立ち記事)。
ただし壁紙の張り替え費用は部屋の広さや材料のグレードによって変わるため、あくまで目安とお考えください。
なお、一度つくった壁を撤去するときには再び工事費がかかります。
長く固定して使う前提のときに向いた方法だと考えてください。
引き戸・可動式で仕切る|必要なときだけ分ける
引き戸や可動式の建具で仕切る方法は、必要なときだけ分けられるのが利点です。
普段は開けて広く使い、勉強や就寝のときだけ閉める、という使い分けができます。
子どもが小さいうちは開けて遊ばせ、大きくなったら閉めて個室として使う、といった移行もしやすくなります。
さらに随時開放できる仕切りは、採光や換気の基準の上で有利になる場合があります(くわしくは次の章で説明します)。
一方で、壁ほどの遮音性は期待できません。
音を気にする受験期などには物足りなく感じることもあるため、そこは割り切りが必要です。
収納家具で仕切る|工事をしない選び方
背の高い収納家具を置いて仕切る方法なら、工事をせずに分けられます。
建物に手を加えないため、費用を抑えられ、模様替えの感覚で戻せるからです。
子どもが中学に上がるまでの数年だけ分けたい、といった短い期間には現実的な選択肢になります。
ただし、地震で倒れると通路をふさぎ、けがにつながるおそれがあります。
転倒防止の対策を必ず行ってください。
東京消防庁は、壁にL型金具でネジ止めする方法を、もっとも効果の高い対策としています。
このとき、間柱(柱と柱の間にある細い柱)など壁の内側の下地材に留めることが大切です。
ネジ止めが難しい場合は、突っ張り棒とストッパー式(または粘着マット)を組み合わせる方法があります。
この2つを併用すると、L型金具と同等の効果が得られるとされています(出典:家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック/東京消防庁)。
あわせて、出入口・窓・避難経路をふさがない置き方にしてください。
倒れたときにお子さんの寝る場所をふさがないかも、事前に確認しておきましょう。
なお置き家具での仕切りは建物に手を加えないため、建築基準法上は元の1部屋のままという扱いになるのが一般的です。
ただし実際の明るさや風通しは家具でさえぎられるため、窓側の使い方に注意してください。
【要注意】窓のない部屋をつくっていませんか?
子ども部屋の間仕切りでいちばん見落とされやすいのが、窓の位置です。
もともと1つの部屋として設計された空間には、窓が1か所しかないことが珍しくありません。
そこに壁を立てると、片側に窓のない部屋ができてしまいます。
窓のない部屋ができることは、使い勝手の問題にとどまらず、法律上の扱いにも関わってきます。
子ども部屋に必要な窓の大きさは?床面積の7分の1が原則
住宅の居室には、採光のための窓が床面積の7分の1以上必要とされています(建築基準法第28条第1項)。
居室とは、人が継続的に使う部屋のことで、建築基準法ではトイレや納戸と区別されています。
人が長く過ごす部屋には、一定の明るさを確保する必要があるためです。
たとえば6畳(約10平方メートル)の部屋なら、単純計算でおよそ1.4平方メートル以上が目安になります。
ただし基準で見るのは、窓の大きさそのものではなく「採光に有効な部分の面積」です。
採光補正係数とは、その土地の用途地域と、窓の上にある庇やバルコニー、隣地境界線までの距離で決まる数値のことです。
採光に有効な部分の面積は、窓の面積にこの係数をかけて計算します。
そのため同じ大きさの窓でも、足りる場合と足りない場合があります。
なお2023年(令和5年)4月の改正で、床面で50ルクス以上の明るさを確保できる照明設備を設けた住宅の居室は、10分の1以上まで緩和されました(参考:国土交通省 技術的助言 国住指第533号/建築基準法(e-Gov法令検索))。
ただしこの10分の1への緩和は、必要な窓を小さくできるという意味です。
照明を明るくすれば窓がなくてもよい、という意味ではありません。
住宅以外の用途では、必要な割合が異なります。
窓のない部屋は、間取り図でも「納戸」や「サービスルーム」と表示されることがあります。
売却時の表示にも関わるため、事前に確認しておくと安心です。
部屋を分けるとき換気の窓はどれくらい必要ですか?
採光とは別に、換気のための開口部も床面積の20分の1以上が必要とされています(建築基準法第28条第2項)。
空気がよどまないようにするための決まりです。
6畳(約10平方メートル)の部屋なら、およそ0.5平方メートル以上が目安になります。
換気で数えるのは、実際に開けられる部分だけです。
引き違い窓は開くのが半分なので、窓全体では倍の大きさが必要になります。
窓が確保できない場合は、機械換気などで対応する方法もあります。
ただしどの方法で満たすかは、建物の状況によって変わります。
自己判断せず、施工会社や自治体の建築担当窓口に確認してください。
「随時開けられる仕切り」は採光・換気の上で1つの部屋とみなされる場合がある
引き戸や可動式の仕切りが採光・換気の面で有利になるのは、建築基準法上の扱いが変わるためです。
ふすまや障子のように随時開放できるもので仕切られた2つの部屋は、採光と換気の基準の上では1つの部屋として扱われます(建築基準法第28条第4項)。
つまり、開け放てば元の1部屋に戻る仕切りであれば、窓のない部屋を新たにつくったことにはなりにくい、という考え方です。
窓が1か所しかない部屋を分けたいときには、随時開放できる仕切りが有力な選択肢になります。
ただし建具の種類や設置の仕方によって判断は変わります。
「引き戸にすれば必ず大丈夫」と考えず、計画の段階で専門家に確認しましょう。
子ども部屋を分けたあと、後悔しやすいことは何ですか?
間仕切りの相談では、壁そのものより、分けたあとの設備で困ることのほうが多いものです。
もとは1つの部屋なので、照明もコンセントもエアコンも、1部屋分しか用意されていないからです。
工事のあとで足そうとすると、せっかく仕上げた壁を開ける必要が出て二度手間になります。
先に知っておけば、まとめて対応できます。
部屋を分けると風通しはどうなりますか?
部屋を分けると、風の通り道がなくなりやすくなります。
窓が1か所になった部屋は、空気の入口と出口がそろわないためです。
SUUMOの解説でも、各部屋の窓が1か所になると、ドアを閉めたときの通風が劣ってしまう点が指摘されています(出典:SUUMO 住まいのお役立ち記事)。
対策には、次のような方法があります。
- ドアの上部に開口を設ける
- 建具(ドアや引き戸など、開け閉めする部材)にガラリを付ける
- 壁の上部をあけておく
ガラリとは、細い板をすき間をあけて並べた換気用の部品のことです。
間仕切りを「天井まで完全に塞がない」だけでも、通風は変わってきます。
音と通風はどちらを取るかの関係になるため、優先順位を決めておきましょう。
部屋を分けると照明やコンセントは足りなくなりますか?
分けたあとに不足しがちなのが、照明・コンセント・冷暖房です。
1部屋分の設備を2部屋で分け合うことになるからです。
SUUMOの解説でも、コンセントを増やしたり冷暖房機器を設置したりすると、電気工事や配管工事が必要になり費用が上がると説明されています(出典:SUUMO 住まいのお役立ち記事)。
とくにエアコンは、室外機の置き場所や配管ルートの都合で、希望の位置に付けられないことがあります。
壁をつくる前に、照明・コンセント・エアコンの位置を図面で確認しておいてください。
同時に工事したほうが、あとから足すより費用も手間も抑えやすくなります。
間仕切り壁をつくると音は聞こえなくなりますか?
間仕切り壁をつくっても、音は思ったほど遮れません。
一般的な間仕切り壁は、内部が空洞になっていることが多いためです。
受験期に隣の部屋の生活音が気になる、というのはよくある相談です。
対策は大きく2つあります。
ひとつは、壁の内部にグラスウール(綿のような形状の断熱・吸音材)などの吸音材を入れる方法です。
もうひとつは、石膏ボード(壁の表面に張る板)を二重に張る方法です。
SUUMOの解説では、間仕切り壁の中にグラスウールを入れるだけの対策であれば1万〜2万円程度が目安と示されています(出典:SUUMO 住まいのお役立ち記事)。
石膏ボードの二重張りなど、そこから踏み込んだ対策をする場合は、壁の面積や仕様に応じて費用が上がります。
壁をつくるときに一緒に対応すれば済むものが、あとからでは壁のつくり直しになります。
子ども部屋の間仕切りで後悔しない選び方は?
最後に、子どもが独立したあとまで見据えた分け方を整理します。
住まいの価値は、そのときの便利さだけでなく、変化に対応できるかどうかでも決まるからです。
同じ20万円台の工事でも、考え方ひとつで使える年数が変わります。
3つの視点で見ていきましょう。
「戻せる」分け方を選ぶ
迷ったときは、戻せる方法を選んでおくと失敗が少なくなります。
家族のかたちは、想定より早く変わることがあるためです。
引き戸や可動式の仕切り、置き家具による間仕切りは、いずれもあとで元に戻せます。
固定した壁でも、下地(壁の内側の骨組み)や配線を残しておけば、撤去の際の費用を抑えやすくなります。
「将来外すかもしれません」と最初に伝えておくだけでも、施工会社の提案は変わります。
伝えるだけならお金はかかりませんので、最初の打ち合わせでぜひ口に出してみてください。
子どもが独立したあと、その部屋はどう使えばいいですか?
独立後の使い道を決めておくと、いま選ぶべき仕様が決まります。
必要な設備や遮音性能が、使い道によって変わるからです。
在宅ワークの部屋にするなら、コンセントと通信環境を厚めにしておく価値があります。
夫婦それぞれの寝室にするなら、遮音性を優先したほうがよいでしょう。
ひとつの広い部屋に戻して趣味の空間にしたいなら、撤去のしやすさが最優先になります。
10年後の使い方を一度話し合っておくと、いまの判断がぶれなくなります。
工事の前に確認しておくこと(マンションは管理規約も)
工事の前に、建物側の制約を必ず確認しておきましょう。
とくにマンションでは、管理規約によって工事の範囲や時間帯が定められていることがあるためです。
具体的には、次のようなケースがあります。
- 床や壁の遮音等級(音の伝わりにくさを示す等級)が指定されている
- 工事の届け出が必要
- 作業できる時間帯が決まっている
戸建てでも、壁の位置によっては構造に関わる部分に当たることがあります。
「この壁は動かせるか」「この位置に窓は付けられるか」は、現地を見ないと判断できません。
計画の早い段階で、図面と現地の両方を確認してもらってください。
まとめ
子ども部屋の間仕切りは、幅2.7m〜3.6mの壁1枚で20万〜30万円程度が目安です。
方法は大きく3つで、壁をつくる、引き戸で仕切る、収納家具で仕切る、と分かれます。
選ぶ基準は、いつまで使うか、そのあとどうするかの2点です。
そして工事前にいちばん確認してほしいのが、窓の位置です。
住宅の居室には採光のための窓が床面積の7分の1以上、換気のための開口部が20分の1以上必要とされています。
随時開けられる仕切りであれば、採光と換気の基準の上では1つの部屋として扱われる場合があります(建築基準法第28条第4項)。
窓が1か所しかない部屋を分けたいときは、随時開放できる仕切りという考え方が助けになります。
分けたあとに困りやすいのは、通風・照明とコンセント・音の3つです。
いずれも壁をつくる前なら、まとめて対応することで費用を抑えやすくなります。
子ども部屋として使う期間は数年から10年ほど、その家に住む期間は30年以上になります。
この差を意識して、戻せる分け方を選んでおきましょう。
よくある質問
子ども部屋を分ける工事はいくらぐらいかかりますか?
幅2.7m〜3.6mの間仕切り壁をつくる場合で20万〜30万円程度が目安とされています。
部屋全体の壁紙を張り替えると10万円程度、壁の中にグラスウールを入れる防音対策を加えると1万〜2万円程度が加わります(出典:SUUMO 住まいのお役立ち記事)。
いずれも壁紙のグレードや部屋の広さで変わるため、目安としてお考えください。
照明やコンセント、エアコンを増やす場合は、別途電気工事などの費用がかかります。
窓が1つしかない部屋でも2つに分けられますか?
分け方によっては可能です。
固定した壁で分けると、窓のない部屋ができて採光の基準を満たせない場合があります。
一方で、ふすまや引き戸のように随時開放できる仕切りで分けた2つの部屋は、採光と換気の基準の上では1つの部屋として扱われます(建築基準法第28条第4項)。
判断は建物の状況によって変わるため、計画の段階で施工会社や自治体の建築担当窓口にご確認ください。
マンションでも間仕切りの工事はできますか?
できる場合が多いものの、管理規約の確認が先になります。
工事の範囲、遮音等級、作業時間、届け出の要否などが定められていることがあるためです。
まず管理組合や管理会社に確認し、そのうえで工事の内容を決めてください。
子どもが独立したあと、壁は元に戻せますか?
戻せますが、撤去にも工事費がかかります。
壁をつくるときと同様に、解体と内装の仕上げが必要になるためです。
将来戻す可能性があるなら、引き戸や可動式の仕切り、置き家具による間仕切りを検討しておくと負担が軽くなります。
子ども部屋を分けるのに補助金は使えますか?
間仕切り工事だけでは、国の省エネ系の補助制度の対象になりにくいのが実情です。
国の制度の多くが、断熱や省エネ性能の向上を目的としているためです。
2026年度の国の制度は「住宅省エネ2026キャンペーン」としてまとめられており、リフォームで使える主なものは「みらいエコ住宅2026事業」と「先進的窓リノベ2026事業」です。
みらいエコ住宅2026事業で補助を受けるには、窓などの開口部の断熱改修だけでは足りず、壁・床・天井の断熱改修などを組み合わせて行う必要があります(出典:みらいエコ住宅2026事業)。
申請の受付は2026年12月31日までですが、予算の上限に達した時点で終了します。
なお、これらの補助金は、工事をする事業者が登録したうえで申請を代行する仕組みです。
住まい手が直接申請することはできないため、依頼先が登録事業者かどうかを早めにご確認ください。
断熱工事をあわせて行う場合や、お住まいの自治体独自の補助では対象になる可能性があります。
横浜市には、令和8年度の「既存住宅断熱改修補助制度」があります。
ただし対象は市内の戸建て住宅で、申請は市に登録された事業者を通じて行う必要があります(出典:横浜市 令和8年度 既存住宅断熱改修補助制度)。
申請の受付は令和8年(2026年)11月30日までで、予算の上限に達した場合はその時点で終了します。
なお、以前あった「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は、令和8年度(2026年度)は実施されていません(出典:国土交通省)。
制度名・金額・要件・期限は年度ごとに変わり、予算の上限に達し次第終了するものもあります(2026年9月時点)。
検討時に必ず最新の情報をご確認ください。
きずく Renovationについて
この記事は、神奈川県横浜市都筑区を拠点とするきずく Renovationがお届けしています。
古き良きものに宿る本質的な美しさを見つめ直し、いまの暮らしに合わせて住まいを整えるご提案をしています。
きずく Renovationで対応しているのは、中古戸建て・中古マンションのリフォームです。
新築マンションのオプション工事についても、プランのご提案と工事のご相談を承っています。
お受けする工事は、1件あたりの請負金額が500万円(税込)未満の範囲です。
建設業許可を必要としない「軽微な建設工事」の範囲で、責任を持って対応できる工事に限ってお引き受けしています。
なお工事を複数の契約に分けた場合も、金額は合計で判断されます。
500万円以上になる工事は、建設業許可のある会社をご紹介します。
対応エリアは次のとおりです。
- 神奈川県:横浜市内、川崎市内、大和市
- 東京都:町田市、世田谷区、大田区、目黒区、渋谷区、品川区、港区
お問い合わせのあとは、次の4ステップで進みます。
- ご相談:ご希望と暮らし方をうかがいます
- 現地確認:建物の状態を実際に見て確かめます
- プランのご提案:暮らしに合わせた計画をご提示します
- 概算のお見積もり:工事の内容とおおよその費用をご説明します
ご自宅の状況に合わせて、どこから手をつけるとよいかのご相談から承っています。
ご連絡は、きずく Renovation 公式サイト(お問い合わせ)からLINEまたはお問い合わせフォームでお気軽にどうぞ。
※本記事の金額はいずれも目安であり、実際の費用は住まいの状態や仕様、地域によって異なります。法令の適用は建物の状況によって変わるため、具体的な判断は施工会社や自治体の建築担当窓口にご確認ください。本記事は2026年9月11日に公開しました(最終更新:2026年9月11日)。